食べ旅2 六日目

食べ旅六日目。
 
この日はラフォーレ原宿で開催中のヘンリー・ダーガー展に行きます。
寝起きの悪い私はいつまでもぐずぐず。
茄村さんはテキパキと朝食の用意。

たけのこご飯もカレーも食べたいと私がごねるので
ハーフアンドハーフで作ってくれました。
しかも私の好物の茄村トマト味噌汁つき!わーいわーい
テンションバリバリ上がります。
 
 

色の使い方が好きだったので、気になって行ってきたのですが
途中からまともに見れなくなってしまった。
絵に対してどうこう思ったのではなく
 
"これらの絵は、彼が彼自身のために描いた絵だったのだとしたら"
"誰にも見せないことを前提に描いたのだとしたら"
 
そう思うと、あの展示空間がとても辛くなってきてしまって…。
彼の生涯を文字という誰にでも伝えやすい形で紹介していうパネル。
そこに多く並ぶ「不幸」という文字。
だれの目線でそう語られているのか。
なんでここに彼の絵があるの?
 
そういったモヤモヤで頭を支配され、まともに絵が観れなくなったのは残念だった。
ただ、色がはやりとても美しかった。
 
そんななので図録はもちろん買えなかった。
「商売」という文字が頭をチラつき、嫌になった。
絵を神格化させすぎてる自分もイヤになった。
 
ここを離れよう。
 
 

  • 原宿から巣鴨へ行く。

 
巣鴨、いいですね。
関西の商店街を思い出したりでなんだか安心感を覚えました。
 
商店街をひたすら歩く。
とげぬき地蔵、団子、うどん、服屋、あらもん屋、茶屋、天丼、饅頭…
いろいろある。
 
歩きまわってとりあえず入った定食屋。

巨大な焼鮭が二切れ。ジューシーや。
安いしな…。
 
満腹になり、また歩く。
茄村さんが座敷箒を買ってた。

すごいうれしそうです。
買ってから毎日掃除してるそうです。楽しそうです。
 
すぐお腹がすく茄村さんはすぐ買い食いします。

カボチャ饅頭まじうまいよ。
帰りに買おうと思ったら夕方にはもう閉まってた…。
近所にカボチャ饅頭のお店があればいいのに…。
 
 
池袋へ戻ります。
珈琲茶房アイリッシュコーヒーを飲む図。

そして茄村先生の絵のモデルになっているの図。
ビンラディン氏、志村喬、山羊に似ていると言われていたのですが、
今回モデルになって瀬川瑛子に似ているという称号を新たに与えられました。
もうなんでもいいよ。
 
 
帰ってみちわ荘で夕飯です。

メッチャ作るの手伝ってるつもりでいましたが、
タマネギ刻んだのと、スティック野菜切ったくらいでした…。
 
見てください、この鹿肉のサイコロステーキ。

すごく美味しかったよ!
これと私はハイボール。日本酒は控えた(というか先日全部飲んでしもた)
ごはんと食べてたらあっという間になくなってたやろな…。
素敵な晩餐でした。
 
スマブラやって寝た。ぐー
 
つづく