胡瓜の話

梅雨はベタベタジメジメやし、洗濯物臭いし、体調崩しやすいし…
なのですが、嫌いじゃないです。たまに好きです。
乙女心ですか。
 
どうでもいいんですけど、私が描く自分の似顔絵ってこうじゃないですか。

今さらですが、これは決して下半身に何も着用していないのでもなく
江頭みたくタイツ姿なわけでもないのですよ!
なんとなくそうなってしまっているだけで、服は着ているという設定です。
変態じゃないです!
 
 

  • 今朝ばあちゃんから聞いた話。

あるところにメモ書きしたのをコピーして手直ししたものです。
  
今朝早くセールスマンの若い男がうちにやってきた。
畑から帰ってすぐのばあちゃんが対応したのだという。

  
玄関には畑からとってかえったばかりの胡瓜の山が置いてあった。
珍しいのかなんなのかその若い男、その胡瓜の山をじっと食い入るように見ているではないか。

ばあちゃんが不思議に思い、そんなに珍しいかと聞いてみた。
 
すると男、「僕、ベジタリアンなんです!胡瓜なんて家でまるごと食べちゃうくらいなんです!」と返した。
 
ばあちゃんは「そんなに好きやったら食べていくといい」
と水で冷たく冷やした胡瓜をまるごとと皿にマヨそして塩をそえて男に出したそうな

 
男はとれたての胡瓜を目の前にした途端、
それにかじりつき「カリコリカリコリ」とそれはそれは旨そうに食べあっという間に平らげた。
 
よほど旨かったのか男はえらく感動し、
お返しにと薬湯の粉をばあちゃんに差し出し気分良く帰っていったそうな。

 
 
 
それを聞いた私は思った。

やつは河童だなと。
河童は「自分、木村拓也くんに似てる言われるんですよ」とか言ってたらしい。
 
あまりに旨そうに食べてたからもう一本胡瓜を差し出したり、
「よかったらお土産に持って帰りなさいな」と用意したけど
キムタク似の河童は「これで十分!(この後もセールスせないかんし)」とのことだった。
河童が食べた後の皿。

 
友人は「きっと昨日の大雨で棲家がえらいことになって、人里まで降りてきちゃったんだよw」と言っていた。
なるほどな。

昨日の奈良の様子

 
 
キムタク似の河童、会ってみたかった。
また来るかな