修行が足りません

漫画を描いてみてはいるのですが、ちっとも面白くならず
もがいている日々であります。
はてなハイクやブログはおもしろいと言ってもらえるのになぜなのだ。
 
 
ここは一つ自分自身が成長しなくてはならないのかもと
三枚目道に磨きをかけようとし、何故か顔芸に走ってしまう。
 

 
 
小顔になるための顔の体操
 

だんだん面白いではなくキモイ気がしてきた。
ネタにしたはいいが一瞬「あれ…?自分、女やよ…な?」と疑問が。
今の仕事では女子である自分目線で漫画を描こうとしているのに
本人がこんなわけのわからんヤツで良いのだろうか。
 
 
それに追い打ちをかけるように友人が超美人の娘が
小顔体操をしてる動画をよこしてきて、自分の間抜け顔と比べてくる。

普段はウケるはずのとこが謎の不安感に掻き立てられ世の中のカワイイ女にいきなり怒りを覚える。
「カワイイだけでなにがおもろいんやーーーこのボケが!!!」
美しいとは罪なことですね。ムキーーーーーーーーッ
  
このやり場の無いしょうもない感情を漫画にできないかともがいたが、まとまらない。
 
 
どうしようもないので買った本を読んでみる。
くすぶれ!モテない系
モテ系になれないしなりたくもな文系な女子の性質を書いた本。
「うんうん、そうそう」って感じで頷いて面白く読めたので
この勢いで漫画に挑戦するが変に影響を受けてしまい又もや撃沈。
私にも女の血が流れているのだなと感じ何故か凹む。
私は別にモテたいわけではないのに気づく。
 
 
凹みの悪化で何も出来なくなり、ずっと前に岡本太郎の本と一緒に買った本を読む。
恋愛について、話しました。
買った頃は対談というものがなんか好きだったからというのと
「愛とはいったいなんだ」と暑苦しいことを本気で考えていた。
うそ、今もたまに考える。
姉さま方のそういうことへの意識というものを知ってみたかたのだ。
 
これを読んで女というものの深さを知るが、
その前に読んだ本と全く世界が違うので混乱。
精神的に余裕のある時に読んだら二つの世界を楽しめただろけど
焦ってる時に読んだらただの混乱しか招かないことがよくわかった。
許容量ちいせぇよ。
しかも月経前症候群だしよ!オレよ死ね!

 
 
そんな鼻くそモードの時になんとなく本棚に並んであったカラスヤサトシ4を見る。
カラスヤサトシ(4) (アフタヌーンKC)
 
復活しました!!
カラスヤサトシすごすぎる…!
あんなに悩んで苦しんでいたのが一気にぶっ飛んでしまいました。
アホでカッコ悪くて痛々しいのがなんでこんなに素敵なのか。
私の聖書なのかも知れない。
ちなみに「ルナティック雑技団」も聖書です。
ルナティック雑技団 1 (りぼんマスコットコミックス)
 
 
無意識の中にあった「カッコよく描こう」的な姿勢が面白くなくしてしまったのかも知れません。
自身ないからカッコよくまとめたらそれなりになるんじゃないかと勘違いしてしまう。
やっぱりいこまんはいこまんなのでした。

 
でも今回のことで学んだ女としてのしょうもない部分も無理なく出していけたらいいかもなと思っています。
「しょうもない」というとこがポイント!
一応女という性別があるくらいが一番いいのかも知れない。
 
どっちにせよ三枚目に磨きをかけてく所存にございます!
もっと打たれ強くなるためにも精進いたす…!
こういうしょうもない自分ですらネタに出来るくらいになるのが一番いいのかも知れないですね。
ちょっとカッコつけたがりなとこは工夫して別の形で出していけたらいいなぁ。
ボケを承知でカッコいいセリフを大声で言って滑るとか。
…あれ?いつものことか